葦辺の車家ブログ

自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない車家(くるまや)ゆきとが感じたこと・考えたことをそこはかとなく書き綴ります。

2023-01-01から1年間の記事一覧

日本の政府と企業は、イスラエルによるパレスチナ人へのジェノサイドの「共犯者」であることをただちにやめよ。

岸田首相、仏大統領と電話会談=イスラエルの自衛権擁護 | 時事通信ニュース sp.m.jiji.com 首相はハマスによるテロ攻撃を断固非難するとともに、「イスラエルが国際法に従って自国や国民を守る権利を有することは当然だ」との立場を伝えた。 岸田首相、仏大…

朝鮮学校差別は、日本社会のマジョリティである日本国民の問題だ。

「朝鮮学校差別」に共に立ち向かう日本の市民たち…「北朝鮮核問題は生徒とは無関係」 : 日本•国際 : hankyoreh japan japan.hani.co.kr 朝鮮学校差別に対して朝鮮学校の生徒たちと共に立ち向かう日本の市民たちがいる一方で、「朝鮮学校が無償化から除かれた…

朝日新聞は日本軍性奴隷制問題や日帝強制動員問題の本質を直視せよ

(社説)日韓の歴史問題 不断の直視こそ必要だ:朝日新聞デジタル www.asahi.com 日本と韓国の関係改善を喜びたい。だが、歴史問題という火種は消えていない。隣国関係が良好であり続けられるよう、双方がナショナリズムをあおることなく、丁寧に向き合う姿…

人権は何らかの義務を果たさなければ享有できないというものではない。

人権を享有するには何らかの義務を果たさなければならない、と思っている人が少なからずいるようです。しかし、人権を享有するには何らかの義務を果たさなければならない、というのは大きな誤解です。 人権は、憲法や国家から恩恵として与えられるものでは決…

日本政府は、日本政府に日本軍性奴隷制被害者らへの賠償を命じたソウル高等法院判決を受容せよ。

日本軍「慰安婦」損害賠償請求訴訟で勝訴、今度は日本政府に直に問う : 政治•社会 : hankyoreh japan japan.hani.co.kr 「一審判決を取り消す。原告に請求金額の全額と遅延損害金を支払うよう命ずる」 23日午後2時、ソウル中央地裁308号室。裁判官が勝訴判決…

在日コリアンへの憎悪をあおるヘイトスピーチは言論の自由の範囲内ではない。

杉田水脈氏「在日ヘイトも言論」 「意見尊重を」と投稿:東京新聞 TOKYO Web www.tokyo-np.co.jp 自民党の杉田水脈衆院議員は、在日コリアンへの憎悪をあおるヘイトスピーチとして知られる「在日特権」論に関し、言論の自由の範囲内だとする見地から、一つの…

J.‐P.サルトル『ユダヤ人』(岩波新書)雑感

ユダヤ人 - 岩波書店 www.iwanami.co.jp 1954年に刊行されたJ.‐P.サルトル『ユダヤ人』(岩波新書)は、半世紀以上前のフランスにおける反ユダヤ主義を批判した書ですが、まるで現在の日本の状況について述べたものであるかのような記述がいくつも見受けら…

言論の自由は「批判されない特権」ではないし、そもそも差別発言をすることは憲法で保障されている言論の自由ではない。

差別批判は「言論弾圧」 杉田水脈氏、当選前発言で|47NEWS(よんななニュース) www.47news.jp 差別発言に対する批判を「言論弾圧だ」と言う自民党の杉田水脈衆院議員は、言論の自由をまるで理解していません。 言論の自由が人権として憲法で保障されている…

「日本軍『慰安婦』問題は日韓両国の外交問題だ」という根強い誤解

外交努力と冷静な議論、日韓「和解」の基盤に 「帝国の慰安婦」訴訟:朝日新聞デジタル www.asahi.com 今般の韓国大法院判決の当否はさておき、日本では相変わらず「日本軍『慰安婦』問題は日韓両国の外交問題だ」という誤解が根強いように思います。 日本軍…

「国民」概念の問題性

左派や「リベラル」派も当たり前のように使う「国民」という言葉ですが、実のところ「国民」概念は、いくつかの看過できない問題も内包しています。 「国民」概念の問題性は、第一に、それが同化と排除の論理に貫かれているということです。人民を天皇制国家…

旧統一教会への解散命令が請求されても私たちが忘れてはならないこと

旧統一教会への解散命令、文科省が地裁に請求 教団側は争う方針:朝日新聞デジタル www.asahi.com 日本基督教団の担当者は「解散命令請求には反対」としたうえで、「自民党などとの癒着による根本的な問題が全く明らかにされていない。一方の組織のみを解散…

日本と韓国の「深い相互理解」にために何よりもまず必要なこと

日韓両首脳がパートナーシップとしての友好協力を誓った日韓共同宣言から8日で25年を迎えた。政治、経済、文化など幅広い交流拡大を盛り込んだ行動計画が作られ、日韓関係が進展する土台となった。ただ歴史認識は今も敏感な課題であり続けている。 歴史認…

戦後日本の「平和国家」という化けの皮

国会内で開かれた記者会見にオンライン参加した室蘭工業大の清末愛砂(あいさ)教授(憲法学)は「殺傷能力のある武器を輸出することで、日本は世界の人々に恐怖を与える側になる。憲法上決して容認できない」と訴えた。 非政府組織(NGO)ピースボート共同…

なぜ日本は米国の原爆投下責任を不問に付してきたのか。

原爆を投下した米国の責任を問い続け、核兵器の廃絶につなげていく――。これが被爆者の揺るがぬ姿勢だ。その訴えをしっかりと受け止め、核廃絶への道筋をともに探ることは、被爆地の自治体の責務である。責任論を棚上げするのではなく、逆に議論を深めていく…

自民党とカルト宗教の癒着問題は、「旧統一教会」の解散だけでは決して解決しない。

旧統一教会への解散命令請求「賛成」86% 毎日新聞世論調査 | 毎日新聞 「旧統一教会」への解散命令請求に賛成する国民の中には、「旧統一教会」が解散すれば万事解決だと思っている人も少なくないかもしれません。 もちろん、「旧統一教会」による被害の深…

辺野古新基地建設問題は人権の問題である。

9月後半に予定される玉城デニー知事の国連人権理事会への出席を前に、自民党県連と同会派は6日、県庁で知事と面談し、人権理事会での発言について「辺野古問題を人権問題と結びつけず、冷静な発言をしてほしい」などと申し入れた。 「辺野古、人権問題に結びつけ…

原発事故汚染水の海洋放出は「『処理水』に反発する中国」が問題なのではない。

「処理水」放出に反発する中国、甘利明氏「あなたにだけは言われたくない」 : 読売新聞 www.yomiuri.co.jp 原発事故汚染水の海洋放出について日本では、日本政府が「処理水」と呼ぶ原発事故汚染水を「核汚染水」と呼んで原発事故汚染水の海洋放出に“反発”す…

100年前の九月、千葉の路上で

関東大震災犠牲同胞慰霊碑 千葉県船橋市・馬込霊園 船橋無線塔記念碑 千葉県船橋市・行田公園 船橋無線塔記念碑碑文 千葉県船橋市には、かつて旧日本海軍の無線電信所(船橋送信所)がありました*1。無線塔は1971年に解体され、現在は記念碑が残るだけとなっ…

原発事故汚染水の海洋放出に断固として反対する。

日本、汚染水を24日から数十年放出…韓国政府「問題ない」 : 日本•国際 : hankyoreh japan japan.hani.co.kr 原発事故汚染水の海洋放出を「科学的に安全である」と主張する日本政府ですが*1、しかし、本当の問題は、原発事故汚染水の海洋放出が「科学的に安…

日米韓、「新時代」の先は……米国主導の世界経済体制を守るための戦争である。

(時時刻刻)日米韓、「新時代」の先は 「歴史的」演出、対中抑止に期待感 首脳会談:朝日新聞デジタル www.asahi.com 力の論理が幅を利かせる時代だからこそ、自由や民主主義の価値観を共有する日米韓が結束する意義は大きい。だが覇を争う陣営づくりと化せ…

日韓両国の保守政権は、むしろ「日韓の関係」を後戻りさせている。

国交正常化以降で最悪といわれた日韓関係は、尹政権が3月に徴用工問題の「解決策」を示して改善に転じた。首脳同士のシャトル外交の12年ぶりの復活、金融危機時に支え合う通貨スワップの8年ぶりの再開合意など、安保を含む幅広い分野で関係の正常化や復…

日本が本当に二度と繰り返してはならない過ちは何か。

戦後、我が国は一貫して、平和国家として、その歩みを進めてまいりました。歴史の教訓を深く胸に刻み、世界の平和と繁栄に力を尽くしてまいりました。 戦争の惨禍を二度と繰り返さない。この決然たる誓いを今後も貫いてまいります。未だ争いが絶えることのな…

日本が核廃絶の先頭に立つべきなのは「唯一の戦争被爆国」だからではない。(前記事の補足)

憲法前文には「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼し」とある。唯一の戦争被爆国日本こそ、核廃絶の先頭に立つべきである。 【主張】唯一の戦争被爆国日本こそ、核廃絶の先頭に – 全国保険医団体連合会 yukito-ashibe.hatenablog.com 前記事で述べたよう…

「唯一の戦争被爆国」という「被爆ナショナリズム」は、日本人に日本の加害の歴史を忘れさせる。

核兵器によってもたらされた広島、長崎の惨禍は、決して繰り返してはなりません。我が国は、引き続き非核三原則を堅持しながら、唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」の実現に向けた努力をたゆまず続けます。 現在、核軍縮を巡る国際社会の分断の深…

本当に問題なのは「外国人」に参政権を認めることではなく「外国人」に参政権を認めていないことだ。

市は昨年12月に改正案を公表しパブリックコメント(意見公募)を実施。寄せられた約1900件のうち7割近くが反対意見で「外国人に参政権を認めたことにならないか」「日本の安全保障上問題がある」といった声が相次いだ。市議会の議論なども踏まえて撤回を決め…

「日本人なのに朝鮮人と間違われて虐殺された」ことは、「福田村事件」の問題の本質ではない。

なぜ“群集”は暴走するのか 関東大震災100年 ある事件の問い | NHK | WEB特集 www3.nhk.or.jp 関東大震災で行商ら9人殺害 福田村事件、語り継ぐ 柏で集い120人出席:東京新聞 TOKYO Web www.tokyo-np.co.jp 「福田村事件」に関しては、「日本人なのに朝鮮人と…

「防衛増税」は先送りではなく中止すべきである。

防衛増税先送り=24年開始「大変きつい」―宮沢自民税調会長 | 時事通信ニュース sp.m.jiji.com 「防衛増税」を中止すべきなのは、単に「国民負担」(負担を強いられるのは「国民」だけではありませんが)が増える*1からではありません。「防衛増税」を中止…

生存権は「日本人の権利」ではなく人間の権利である。

日本に住むガーナ人の男性が生活保護の利用を求めて自治体を相手に裁判を起こしている。透析治療中で母国に帰れず、働くことも認められない状況で「外国人にも生きる権利を保障してほしい」と訴える。 病で困窮する外国人、生活保護の外 ガーナ人男性、利用…

戦後「平和国家」日本は、殺傷武器の供給という過ちをこれ以上繰り返すな。

現行の三原則が策定された14年以降、日本の武器が事前同意を経て第三国に輸出された例はない。[……]ただ、無原則な第三国輸出を認めれば、日本の戦闘機で海外の市民の命が奪われる結果にもなりかねない。 「日本の戦闘機」が市民空爆の可能性? 自民と公明…

ペンネームを再び改名しました。

思うところあってペンネームを「芦部ゆきと」から「車家とし」に改名した私ですが、再び「車家ゆきと」に改名しました。 前回の改名の理由はちょっとした心境の変化ですが、今回の改名については特に理由はありません。強いて言えば「なんとなく」です。 ち…