葦辺の車家ブログ

自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない車家(くるまや)ゆきとが感じたこと・考えたことをそこはかとなく書き綴ります。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「表現の自由」について論じる上で、大切なこと。

ある表現に対する私人(個人)による批判を、あたかも国家による規制や介入と同じものであるかのように論じる人が、しばしば見受けられます。おそらく、彼らは自分たちの愛好する表現が迫害されているように感じるゆえに、私人による批判をあたかも国家によ…

「日本の民主化」を実現するために

おそらくこれまでは、多くの日本国民が「日本は民主主義国家である」と信じて疑わなかったでしょう。しかし、「森友学園問題」で「日本は民主主義国家である」という確信が揺らいだのでしょうか、「日本を民主化しよう」という声が上がり始めています。 もち…

「森友学園問題」の本質

《3分でわかる》森友学園、財務省の文書「書き換え」疑惑をイチから振り返ってみました https://www.huffingtonpost.jp/2018/03/11/moritomo_a_23382926/ いわゆる「森友学園問題」に関して、行政府が立法府を欺くために公文書を改ざんするという議会制民主…

「安倍政治」は、「自民党政治」そのものである。

もしかすると、「安倍政権」は、これまでの自民党政権とは異なる「異常な政権」である、という認識の人も少なくないかもしれません。たしかに、私も、安倍政権は「戦後最悪の政権」であると言っても過言ではないと思います。しかし、安倍政権が、これまでの…

「3.11」と「復興」について

正直なところ、私は「3.11」について語る言葉を未だ持てずにいます。 そんな私が、ただ一言だけ言えることは、「人間を切り捨てるな」ということです。 どうか「復興」の美名の下に人間を切り捨てないでください。 もっとも、「人間を切り捨てるな」というこ…

「戦後平和主義」を問い直そう、安倍首相とは真逆の方向で。

「『戦後平和主義』を問い直そう」と言うと、もしかすると安倍首相が主張する「戦後レジームからの脱却」なるものに、私が賛同していると思う人もいるかもしれません。 誤解しないでください。私は決して、「戦後レジームからの脱却」なるものに賛同して「『…

「3月1日」に、日本国民が果たすべき「植民地支配責任」について考えてみる。

「日本国民は、過去の日本による植民地支配に関して、責任を果たすべきである」などと言えば、おそらく多くの日本国民は、「我々が直接関与したわけではない“過去の日本による植民地支配”に関して、我々が責任を問われる筋合いはない」と反発するでしょう。 …