葦辺の車家ブログ

自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない車家(くるまや)ゆきとが感じたこと・考えたことをそこはかとなく書き綴ります。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「自衛隊は違憲だから憲法を変える」というのは筋違いである。

安倍氏「自衛隊は憲法違反に終止符を」 新潟で講演、改憲訴え | 毎日新聞 憲法第9条が「戦力」の保持を禁じているにもかかわらず日本軍「自衛隊」があることについて、日本軍「自衛隊」は「我が国を防衛するための必要最小限度の実力組織であり、憲法に違反…

多くの日本人にとって、韓国の社会問題は韓国を見下して優越感に浸るための「ネタ」でしかないのか。

家父長主義が今もなお色濃く残る点やネオリベラリズムの影響を強く受けている点などでよく似ている韓国社会と日本社会は、両者それぞれが抱えている問題もよく似ています。それゆえ、日本人にとって韓国の社会問題は貴重な「他山の石」であり、韓国社会にお…

アメリカのヘイトクライムは、日本にとって決して他人事ではない。

日本人に被害も…アジア系“ヘイトクライム”急増か|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト 昨今のアメリカで急増しているヘイトクライムは、日本にとって決して他人事ではありません。 もしかすると、日本人の多くは「欧米では日本人もヘイトクライムの対象…

日本は、本当に「法の支配」を共有する国であるといえるか。

首相 国際会議でメッセージ 法の支配に基づく秩序の重要性強調 | NHKニュース 安倍政権以降、日本政府はしばしば「国際社会における法の支配」ということを主張しています。その趣旨は、「力による現状変更を排斥する国際法による支配」ということのようです…

日本人が「遠いよその国の悲劇」を通じて確かめるべきこと

「あそこのことをみんなが大きな声でしゃべるのは遠いよその国だからなのよ。政治問題は遠い国のことほど単純に、壮絶にしゃべりたくなるものなのよ。自分の国のことになると一ミリも振動でもびくびくしてたちまち口ごもってしまうくせに、そうなのよ。つま…

朝日新聞は、一体いつまで日本軍性奴隷制問題を「日韓『歴史』対立」だと言い続けるのか。

(社説)日韓「歴史」対立 融和へ果断な行動を:朝日新聞デジタル 朝日新聞は、一体いつまで日本軍性奴隷制問題(日本軍「慰安婦」問題)を「日韓『歴史』対立」だと言い続けるのでしょうか。 韓国政府の言うとおり*1、日本軍性奴隷制問題は「普遍的な人権問…