葦辺の車家ブログ

自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない車家(くるまや)ゆきとが感じたこと・考えたことをそこはかとなく書き綴ります。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

日本軍性奴隷制問題や日帝強制動員問題は、「日韓の政治的対立」ではない。

「日韓友好」を謳う「良心的日本人」の中には、日本軍性奴隷制問題や日帝強制動員問題を「日韓友好に水を差すものであり、日韓友好を望む日韓両国民にとって迷惑な政治的対立である」と捉えている人がしばしば見受けられます。 たしかに、日本の主流メディア…

「不買運動」に対して否定的な人が誤解していること

DHC会長、人種差別的文章を掲載 不買運動広がる 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News DHC会長が民族差別を煽動する文章を発表したことを受けて、DHC製品の不買を呼び掛ける声が広がる一方、「悪いのは会長であって従業員に罪はないのだから、従業員の生活に影…

「反共主義」は、民主主義を守るどころか民主主義を歪めてしまう。

一個の怪物がヨーロッパを徘徊している。すなわち共産主義の怪物である。古いヨーロッパのあらゆる権力は、この怪物を退治するために、神聖同盟を結んでいる。 カール・マルクス,フリードリヒ・エンゲルス『共産党宣言』 1991年のソ連崩壊後も、日本では国…

日本の植民地主義を棚に上げて韓国の「親日残滓の清算」をあげつらう、朝日新聞・箱田哲也氏の傲慢。

(社説余滴)「親日」の呪縛を解けるか 箱田哲也:朝日新聞デジタル 「日本で『親日清算』と聞けば、責められているような印象を招きかねないが、内政問題として親日をとらえる文大統領は、なぜ日本がかくも反応するのか理解できていないふしがある」と言う…

ベルリン「少女像」継続設置決議が意味すること

news.tv-asahi.co.jp 加藤官房長官の発言を無批判に報じるニュースに接した日本国民の中には、ベルリン・ミッテ区議会の当該決議が日本政府の立場と相容れないことが問題であると考える人が少なからずいると思います。しかし、ベルリン・ミッテ区の当該決議…

差別を「生き抜く本能だ」と言う暴論

「犬や猫にだって差別がある」と言う研究者 それは生き抜く本能だから:朝日新聞GLOBE+ 上記リンク先の記事ですが、全体としての論調は差別に肯定的なものではありません。しかし、犬や猫もする差別は生き抜く本能であり、人種差別など歴史的・文化的な刷り…