葦辺の車家ブログ

自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない車家(くるまや)ゆきとが感じたこと・考えたことをそこはかとなく書き綴ります。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

安倍氏は、どこまで強制労働被害者を冒涜する気なのか。

鄭新発さんに感謝したいとおもいます。当時の彼らの労働に対する待遇が本当はどうであったかを物語る貴重な資料です。いわれなき中傷への反撃はファクトを示す事が一番でしょう。コロナ禍の中、入場者数が制限されていますが、是非多くの方に来館していただ…

肝要なのは、世界を変えることである。

「哲学者たちは、世界をいろいろに解釈しただけである。肝要なのは、それを変えることである。」――カール・マルクス 生活が苦しく社会に不平不満を抱く人に対して、よく「社会を変えるより、自分を変えよう」と言う人がいます。 たしかに、社会を変えること…

「多数決」は民主主義の本質ではなく、「代議制」が民主主義のすべてではない。

日本国民の間には、民主主義にまつわる二つの根強い誤解があります。一つは「民主主義の基本は多数決である」という誤解であり、もう一つは「代議制が民主主義のすべてである」という誤解です。 民主主義とは、読んで字のごとく「民」が「主」だということで…

日本軍性奴隷制問題は「国同士の歴史的対立」ではない。

少女像の撤去、ベルリンの区が指示 韓国系の市民団体に:朝日新聞デジタル 少女像の撤去を指示したベルリン市ミッテ区のフォンダッセル区長の「言い訳」は、ナチズム批判について「ナチス・ドイツの行為のみを対象とし、それは世界各地で(ナチス信奉者のい…

雨垂れ巌を穿つ

何を隠そう、私は天皇制廃止論者です。しかし、今日明日にも天皇制を廃止することができるとは考えていません。なぜなら、われわれ人民と天皇制との間には、圧倒的な力の差があるからです。かかる力の差を無視して、暴力を用いて巨大で頑強な天皇制に勝負を…