葦辺の車家ブログ

自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない車家(くるまや)ゆきとが感じたこと・考えたことをそこはかとなく書き綴ります。

ウトロ平和祈念館と大阪コリアタウン歴史資料館を訪問しました。

先日、関西地方を旅行した私は、念願だったウトロ平和祈念館と大阪コリアタウン歴史資料館を訪問しました。

ウトロ平和祈念館

ウトロ地区の飯場

ウトロ地区の飯場

ウトロ平和祈念館

京都のウトロ地区の歴史については、私自身まだまだ勉強不足なところもあり、今回ウトロ平和祈念館を見学して初めて知ったことも多かったですが、今回のウトロ平和祈念館の見学を通して感じたのは、ウトロ地区の歴史はまさに今も続く日本の植民地主義と民族差別の歴史であるということです。

大阪コリアタウン歴史資料館

大阪コリアタウンも、今でこそ老若男女でにぎわう人気観光地ですが、その歴史はウトロ地区と同様に今も続く日本の植民地主義と民族差別の歴史です。

大阪・生野コリアタウン

このように、ウトロ地区も、かつて「猪飼野」と呼ばれた大阪コリアタウンも、日本の植民地主義と民族差別の歴史を抜きにして語ることのできない地です。つまり、日帝の朝鮮植民地支配とそれによる搾取・収奪がなければ、朝鮮にルーツをもつ人々が故郷を離れてこの地で差別・抑圧されながら生活することもなかったのです。未来に向けて共生社会を目指すにしても、日本人はそのことを決して忘れてはなりません。

ウトロ平和祈念館で購入したパンフレット

大阪コリアタウン歴史資料館で購入した書籍

共生の碑

ウトロ平和祈念館も大阪コリアタウン歴史資料館も「共生」が大きなテーマの一つですが、何よりもまず日本社会のマジョリティである日本人が今も続く日本の植民地主義と民族差別を克服することなしに共生社会を実現することはできません。そして、日本社会のマジョリティである日本人が今も続く日本の植民地主義と民族差別を克服するためには、何よりもまず日本の植民地主義と民族差別の歴史と真摯に向き合うことが必要です。ウトロ平和祈念館と大阪コリアタウン歴史資料館は、そのための貴重な「記憶と記録の場」です。ぜひ一人でも多くの人に、この貴重な「記憶と記録の場」であるウトロ平和祈念館と大阪コリアタウン歴史資料館を訪れてもらいたいと思います。

www.utoro.jp

 

oktmuseum.or.jp