葦辺の車家ブログ

自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない車家(くるまや)ゆきとが感じたこと・考えたことをそこはかとなく書き綴ります。

ご報告とお詫び

いつも拙ブログをお読みいただきましてありがとうございます。

さて、このたび私は、性的表現の自由について論じたいくつかの過去記事を見直した結果、それらが女性差別を助長し、あるいはフェミニズムへの誤解と偏見を煽るものであると判断し、削除いたしました(なお、それ以外にも、既に現在の私の考えと合わなくなったいくつかの過去記事をを削除いたしました。)。

削除するか否かについては、削除せず批判にさらすことも考えました。しかし、今般削除した記事の内容は既に現在の私の考えと合わないものであり、また、批判にさらすほどの価値もない稚拙な文章であることから、批判にさらすことの価値に比べて削除せず残しておくことの弊害のほうが大きいと判断し、削除するという決断に至った次第です。

先にも述べたように、今般削除した記事の内容は、既に現在の私の考えと合わないものです。しかし、拙記事が女性差別を助長し、あるいはフェミニズムへの誤解と偏見を煽るものであったことは、記事を削除しても決して消すことはできません。私は、自分の犯したこの罪と真摯に向き合い続けることを誓います。本当に申し訳ございませんでした。

もっとも、今でも私は、エロティックな表現も原則として表現の自由が保障されるべきであるという立場です。しかし、それは決して差別や暴力に対して寛容であるべきだということではありません。私が守りたいのは、エロティックな表現の自由であって、「表現の自由」に名を借りた暴力ではないのです。もちろん、エロティックな表現が本来的に暴力性を有するものであることは否定できません。しかし、そうであればこそ、エロティックな表現の自由を守りたい私たちは、エロティックな表現が本来的に有する暴力性としっかり向き合わなければなりません*1。そして、エロティックな表現を「暴力」にしてしまわないために*2、エロティックな表現の自由を守りたい私たちは、差別や暴力を決して許してはならないのです。