あしべの自由帳

こころにうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく。主にラブとピースとエロスにまつわるetc.について考えています。

騙されませんよ、武藤貴也さん。

武藤・自民衆院議員:学生批判ツイート「撤回しない」 - 毎日新聞 http://mainichi.jp/shimen/news/20150805ddm041010167000c.html

市民の批判に対して、「若い人は扇動されてだまされている。法案が通っても戦場に行かされることはない」などと答える武藤貴也議員は、どうやらご自分の発言がどうして批判されているかよく分かっていないようです。

私たち市民は、安保関連法案が通れば若い人たちが戦場に行かされる、と考えているから武藤氏の発言を批判しているのではありません。

よく知られているように、自民党の究極的な目標は、改憲国防軍を創設することです。そうして、もしも「国防」の名を借りた戦争が起きたら「お国のために己の命を捧げよ」というのが、武藤氏の考えであるように思われます。私たち市民は、「『戦争に行きたくない』という考えは利己的だ」という武藤議員の発言の背後にある、「戦争になったら己のお国のために命を捧げよ」という思想を批判しているのです。しかるに、そのような批判に対して「若い人は扇動されてだまされている。法案が通っても戦場に行かされることはない」などと答えるのは、「問いに対する答え」とは到底言えないでしょう。

安倍首相は「徴兵制」の導入を否定していますが、しかし武藤議員のような発言をする自民党員の存在を考えると、安倍首相の言葉を信じろというのも難しい話です。

武藤議員や安倍首相に限らず、自民党の政治家がご自分の言葉を市民に信じてもらいたいのであれば、問題の所在をはぐらかしたりせず市民の疑問や批判に正面から答えて欲しい、私はそう思うのです。

武藤氏は「若い人は扇動されてだまされている」などと言いますが、私たちは決して「詭弁」には騙されませんよ、武藤貴也さん。