@naruhiko_kuroda ヘイトクライムや排他主義を批判するのなら、まずは隣国の反日デモや他国の国旗を燃やしたり、他国の政治指導者を貶める活動を指摘し、その画像はたくさんあるはずだから、そこから始めてほしいものだ。
— 黒田成彦 (@naruhiko_kuroda) 2016年7月31日
たとえ他国に排外主義者がいたとしても、そのことをもって日本における排外主義やレイシズムを正当化することなど決してできない――市長ともあろう御仁が、なぜそんなことも分からないのでしょうか。
黒田市長の当該発言は、ヘイトスピーチやヘイトクライムによる深刻な人権侵害をあまりにも軽視する、非難されてしかるべきものです。
市長が率先してこのような言動をとっていては、せっかくの平戸市人権教育・啓発基本計画も画餅に帰することになりかねません。
黒田市長は、インターネットで「反日デモ」とやらの画像を漁ることを推奨するより前に、市政の最高責任者として、ヘイトスピーチやヘイトデモによって深刻な人権侵害が全国各地で惹起されている昨今の現状をしっかりと認識されたほうがよろしいのではないでしょうか。
私は、本稿をもって黒田市長の当該発言に断固抗議するとともに、平戸市民の皆様にはぜひともこの件に関し賢明なご判断をしていただくことを切に願います。
なお、黒田市長の当該発言を理由に「平戸」そのものを揶揄したりするような言動は、厳に慎まなければならないことは言うまでもありません。