あしべの自由帳

芦部ゆきとが言いたいことを書き綴るだけの、そんな「自由帳」です。

「○○ニダ」は朝鮮語ではなく、コリア蔑視を煽る日本のインターネットスラングである。

三重県議が朝鮮語使い不適切投稿 議長が異例の批判声明「差別は許されない」 | ハフポスト

 

三重県議会の議長が批判声明を発表した一方で、インターネット上では「朝鮮語を使うことの何が悪いのか」と小林貴虎氏を擁護する声も見られます。

たしかに、朝日新聞(ハフポスト)の記事にも「『ニダ』は朝鮮語で『ですます調』の言葉遣いの語尾に使われる」と書かれています。しかし、これはいささか不正確です。

朝鮮語の語尾に使われるのは'-ㅂ니다'であって、「ニダ」などという朝鮮語はありません。小林氏が使った「○○ニダ」というのは、朝鮮語ではなく、朝鮮や韓国に対する蔑視を煽る日本のインターネットスラングです。つまり、朝鮮語を使うことが悪いのではなく、朝鮮や韓国に対する蔑視を煽る日本のインターネットスラングを使うことが民族差別煽動であって許されないのです。

問題となった小林氏の「ヘイトニダー」は、コリア蔑視を煽るネットスラングを使ったものである点のみならず、ヘイトスピーチ被害者の抗議を愚弄し、無力化せんとする点でも批判されてしかるべきものです。そうであれば、それは「からかい半分で使われる」などという話で済ませてはならない、悪質な民族差別煽動であるといえるでしょう。それゆえ、小林氏の発言が「一部の国や民族、特定の国籍の外国人らを排斥する不当な差別的言動」であることを明確に指摘し、これを「決して許されるものではない」と批判した三重県議会議長の批判声明は至極妥当であり、私はこの声明に賛意を表したい思います。