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あしべの自由帳

こころにうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく。主にラブとピースとエロスにまつわるetc.について考えています。

安保法制問題雑感

憲法解釈変更「法的安定性は無関係」 礒崎首相補佐官朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASH7V5T5MH7VULFA004.html

 

磯崎首相補佐官の発言に関しては、たしかに法的安定性の軽視も問題だと思います。

ですが、むしろそれ以上に「必要であれば何をやっても許される」という考えが、そもそも問題なのではないでしょうか。

私が思うに、法的な問題というのは、必要性の観点のみならず相当性の観点からの検討もなされるべきものです。しかるに、磯崎首相補佐官に限らず安倍政権は、安保法制の当否を検討するにあたって、相当性の観点を欠いているように思えてならないのです。

もっとも、安倍政権は、安保法制の当否を議論するにあたって、安保法制の「相当性」が弱点であることに薄々気づいているのかもしれません。だからこそ、安倍首相は安保法制の「必要性」を強弁するばかりなのではないだろうか、そんな気がします。

おそらく、安保法制の「必要性」をいくら議論したところで、平行線を辿るだけでしょう。ですから、仮に必要だとしても、はたして安保法制が目的としている理念(そもそも、安保法制の目的が本当は何なのか、が問題なのですが……それはさておき)を実現する方法として「相当性」があるかどうかを議論すべきである、そんなことを私は思うのです。